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zoom RSS 農業補助金 青年就農給付金について4(経営開始型3)

<<   作成日時 : 2015/04/23 22:00   >>

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今回は、経営開始型の申請に当たって必要になる、青年就農計画について説明します。

青年就農計画は、正確には新規就農・経営継承総合支援事業実施要綱の別紙様式第2−2号「経営開始計画」に必要事項を記入するという形で作成します。「経営開始計画」は3ページにわたります。それぞれのページの概要を説明していきます。

1ページ目には「農業を始めようと思った理由」、「経営に係る計画」を記載します。「農業を始めようと思った理由」では、農業にかける思いや、農業に取り組むに当たっての決意を書くことが求められます。ここでは、農業に対する熱意を自分の言葉で述べることが重要です。「経営に係る計画」では、どのような作物をどれくらいの規模で栽培し、どのくらいの収益を見込むのかを記載します。注意すべき点は、いずれの項目も5年後の目標値を記載することです。

2ページ目には「人・農地プランへの位置づけ」、「将来の経営ビジョン」、「給付期間」、「過去の農業教育・研修等の経験」、「その他」を記載します。特に重要な項目が「将来の経営ビジョン」です。ここでは、1ページ目に記載した「経営に係る計画」を具体的にどうやって実現していくかを中心に記載していくことになります。

3ページ目には「収支計画」を記載します。この収支計画は5か年計画となっており、1年ごとの収支計画を書いていきます。ここの項目は、できるだけ細かく記載することが求められます。収入欄は、どの作物をどれくらいの規模で栽培していくらで販売するかを書いていきます。支出欄は、種苗費用や肥料、農薬がいくらかかるか、減価償却費はいくらかかるかを書いていきます。そして、収入と支出を差し引いた所得がいくらになるかを書いていきます。

「経営開始計画」でポイントとなるのが、この「収支計画」です。そして「収支計画」で注意を要するのが減価償却費です。農業を営むにあたって、肥料や農薬が経費となるのはわかりやすいと思います。ところが、減価償却費は会計に馴染みがないとわかりづらい項目です。

減価償却費というのは、農業専用の建屋を建てたとかトラクターとか大型の機械を買った時に、購入費用全額を買った年の費用にするのではなく、買った金額を何年かに分けて計上する費用を指します。何故そのようなことをするかというと、建屋や大型の機械というのは一度購入したら何年も使います。しかし、買った時に全額を費用としてしまうと、それらを買った年の所得が大幅に減る一方で、翌年度以降はそれらを使っているにもかかわらず、それらの費用は計上されないことになります。これでは年ごとの所得がばらついてしまいますので、それを防ぐために年ごとに費用をわけるのです。

例えば、トラクターを200万円で購入したとします。このトラクターは、所定の金額で7年間にわたって費用計上することになります。いくらで何年にわたって費用を計上するかは、法律で細かく定められていますので、それに従って減価償却費を計算することになります。(正確に言うと、減価償却費を計算するための率と年数が税法で定められています。)

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